カリオペアルファ2017年3月製造終了
ピストンHFO/IMV
新生児・小児用人工呼吸器
進化したカリオペα
2017年3月製造終了
進化したカリオペα
平均気道内圧(MAP)を40cmH2Oまで設定可能に。パワーアップを実現しました。
ストロークボリュームを0.2mL単位で設定可能に。よりやさしい呼吸管理を追及しました。
振動数を5Hz~17Hzまで設定可能に。より細やかなコントロールを目指しました。
特徴
HFO(高頻度振動換気)は、解剖学的死腔量よりも小さいストロークボリューム(一回駆出量)で高頻度の換気を行う呼吸管理方法です。
気道内圧変動が小さいことから肺損傷を最小限に抑えます。
血圧、頭蓋内圧の呼吸性変動を抑制します。
吸気時に送った同量のガスが、呼気時にもアクティブに吸い出されるため、高頻度換気時でもエアトラッピングの危険性が少なくなります。
平均気道内圧とストロークボリュームの設定によってPaO2、PaCO2を そ れぞれ独立して調整できます。
ピストン式HFO
カリオペαの心臓部はピストン式HFO、パワフルな振動による確実な換気と、正弦圧波形でのゆるやかな振幅による肺に負担の少ないHFO換気が可能になります。
きめ細かいHFO設定
0.2mL単位でのストロークボリューム設定により、きめ細かいアンプリチュード(気道内圧振幅)管理が可能となりました。
HFOによる呼吸管理の設定は「ストロークボリューム」と「平均気道内圧」と「振動数」。この組み合わせにより確実なHFO管理を行うことができます。
手動のsigh機能を塔載
手動によるsigh機能を搭載。「手動送気」ボタンを押す長さに応じて時間調節ができ、最大10秒まで連続してsighをかけ続けることが可能です。
振動数は5~17Hzまで設定可能となりました
3つのモードをワンタッチ選択
各呼吸モードの切換えは、セレクタースイッチの操作だけです。
手動のsigh機能も使用できます
手動によるsigh機能を搭載。「手動送気」ボタンを押す長さに応じて時間調節ができ、最大10秒まで連続してsighをかけ続けることが可能です。
専用設計の吸・呼気弁によるスムーズな換気
優れた動作を誇る吸気弁と呼気弁により、PSVに必要な高速かつ正確な流量制御を実現しています。これにより患者の吸気要求を瞬時に的確に判断する事が可能になり、吸気相から呼気相へスムーズに転換します。
カリオペαの安全設計
マグネットジョイント式横型ピストン採用
従来機と比較して駆動音を抑制し静粛性を実現。ピストン部の劣化を最小に抑え、高耐久性とメンテナンス性向上を実現しました。ピストン部分は簡単に脱着でき、滅菌が可能です。
インピーダンスバルブ
インピーダンスバルブによってHFOとIMV時の吸気ガスの流れを制御。これにより、純正加温加湿器だけではなくウォーターチャンバー型の加温加湿器もご使用いただけます。
ダイヤル確認機能
パネル面のダイヤルが変更されるとアラームが鳴ります。不意な操作で設定が変更されたことをお知らせする機能です。
インピーダンスバルブ
インピーダンスバルブによってHFOとIMV時の吸気ガスの流れを制御。これにより、純正加温加湿器だけではなくウォーターチャンバー型の加温加湿器もご使用いただけます。
エレクトリカルブレンダー
吸入酸素濃度の調節機構にステッピングモーターと熱線フローセンサーによる制御を採用しました。
濃度調節のためのブロー排気の必要がなく、ムダなガスの消費を抑えます。