- 2012/06/04
- 日刊総合経済紙「フジサンケイビジネスアイ」に掲載
▼掲載内容
2012年6月4日
HFO方式人工呼吸器、成人向け拡販
当社の技術である「HFO」方式の人工呼吸器は、通常の人工呼吸器では対応できない未熟児の救命治療に大きく貢献している。国内の新生児集中治療施設の約9割で当社の製品が利用されている。 最近はその技術が肺にやさしい呼吸方式として、大人向けでも注目されている。普及には高い価格がネックになるが、2010年に販売提携した医療電子機器大手の日本光電とは、調達や製品開発でも協力し、機能では妥協しないが、協業効果でコスト低減ができると期待している。来年早々の海外投入を目指し、普及タイプの新製品の共同開発も進めている。最良の呼吸器を世界に広め、死亡率の低下に貢献していきたい。