- 2016/09/29
- 持続的自動気道陽圧ユニット『JPAP』が2016年度グッドデザイン賞BEST100に選ばれました
Metranが考える理想の睡眠を提供する持続的自動気道陽圧ユニット『JPAP』が2016年度グッドデザイン賞 BEST100 (主催:公益財団法人日本デザイン振興会) に選ばれました。
■受賞作品 持続的自動気道陽圧ユニット『JPAP』について
<製品概要>
睡眠時無呼吸症は睡眠中に呼吸が止まる疾患で、身体的原因で気道が物理的に塞がる、または呼吸中枢異常が原因で発生します。この疾患は血中酸素濃度低下、睡眠の質、身体的悪影響に加え、生活習慣病の原因となり社会的経済損失を与えています。本品は睡眠中の無呼吸状態を解消するため、様々な生理状態を監視し自動で適正な呼吸を制御補助する装置です。日本市場は欧米の海外製がシェアを独占、国産品は弊社のみが開発製造を行っています。JPAPは弊社のこれまでの医療用呼吸器関連製品の開発経験に基づき開発され、現状の課題を患者視点で捉え、製品使用上不可欠な付属品を含め、総合的に質の良い睡眠を提供することを可能にした製品です。
<グッドデザイン賞審査委員による評価コメント>
数ある同種治療機器の中で、卓越したデザイン性を有していると高く評価された。加湿機能を備え、かつ静かで小さく、美しく、日本が誇る高い技術にも裏打ちされた大変完成度の高い医療機器、優れたデザインの医療機器である。
<グッドデザイン賞とは>
グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。 単に色形を評価する賞ではなく製品の使いやすさ、分かりやすさから始まり、製品を生み出した技術力、製品の社会貢献、製品が生み出す価値、製品の魅力など、極めて多くの視点で評価され、選定される賞です。 これまで60年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は43,000件以上にのぼります。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞です。グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、「よいデザイン」の指標として広く親しまれ、その役割を果たし続けています。